ついにauにXperiaシリーズが登場!「Xperia acro(IS11S)」KDDI発表会をレポート

Xperiaの最新モデル「Xperia acro(型番:IS11S)は、おサイフケータイやワンセグ、赤外線といった国内仕様に対応した。

 

KDDIおよび沖縄セルラーは、2011年5月17日(火)に「2011年夏モデル発表会」を開催し、その中で、昨日のNTTドコモの発表会に続き、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「Xperiaシリーズ」の最新モデル「Xperia acro(IS11S)」を発表しました。

 

au向けとしてのソニー・エリクソン製スマートフォンやXperiaシリーズの投入は、初となります。今回は、この発表会のうち、昨日に続いて、Xperia acroに焦点を当てて紹介していきたいと思います。

 

au版のXperia acroは、ドコモ版と基本仕様は同じで、通信方式や一部カラーバリエーション、プリインストールアプリ、同梱品などが異なります。発売日が2011年6月下旬以降となっています。

 

auユーザーの根強いソニー・エリクソン愛好家(ソニエリファン)に向けて「お待たせしました」と、au向けとして初のソニエリスマートフォンを紹介していました。

 

au初のXperiaシリーズとして、海外モデルを調達したというスタンスではなく、きちんと国内市場にマッチさせた製品を投入したいという思いがあったそうです。そのため、おサイフケータイなどへ対応したXperia acroが初となったということです。

 

カラーバリエーションとしては、ソニー・エリクソンから5月6日に日本向けとして「Xperia acro」が発表された中にあったホワイト(White)とブラック(Black)以外に、レッドもしくはピンク系のルビー(Ruby)を加えた3色展開となっています。

 

ドコモ版では、ブルー系のアクアがありましたので、ホワイトとブラックが塗装の仕方も含めて共通となり、ドコモ版にアクア(Aqua)、au版にルビーが追加されたことになります。サイズが約127×63×11.8mm、質量が約135g、連続通話約480分、待受約290時間。

 

また、ドコモ版Xperia acroと同じく、Xperia arcをベースにしたモデルで、Xperia arcの機能をひとつも削らずに日本市場向けに注目度の高い「おサイフケータイ(Felica)」や「ワンセグ」、「赤外線機能」の3つを追加しています。他にも、文字入力システム「POBox touch」のバージョンが4.1に上がって新しく50音順キーボードが追加されたいたり、Facebook連携などに対応しています。

 

au版には、ホワイトとブラックに加え、ルビーを合わせた3色が用意されています。ブラックはマットで均一塗装、ホワイトとルビーがグラデーションがかかった塗装となっています。また、ルビーのみ、Xperia arcで採用されていた蒸着塗装がなされています。画面からプリインストールアプリがわかります。

 

画面は、高精細・高コントラスト・高輝度な約4.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)の静電容量式マルチタッチ対応液晶(16,777,216色表示)を搭載し、クリアブラックパネルによるリアリティディスプレイとなっています。チップセットは、QUALCOMM Snapdragon 1GHz(MSM8655)。

 

カメラは、有効810万画素裏面照射型CMOS(Exmor R for mobile)を搭載し、明るいF2.4レンズと相まって暗いところでも美しく撮影可能です。また、ムービーを30fpsのHD動画(720p)で撮影できるようになっています。

 

また、これまで国内メーカーでは、IS01からIS03、IS04、IS05と共通のユーザーインターフェース「Ocean UI」を採用していましたが、Xperia acroでは、ソニー・エリクソン独自UIのままで、ドコモ版と共通となっています。

 

ディスプレイの下部には、Xperia arcと同じく左からバックキー、ホームキー、メニューキーといった物理キーが配置、上部には、左側からライトセンサーや近接センサー、受話口、着信・充電用LEDが配置されています。Xperia arcと同様に、ウィジェット一括表示(左)に対応。OSバージョンは、Android 2.3.3であることがわかります(右)。

 

ワンセグ視聴中の様子です。ワンセグアンテナは珍しい位置に搭載されており、回転するロッドアンテナとなっています。ワンセグは、Bluetoothによる音声出力や録画には対応していないとのことです。

 

裏面には、カメラやカメラ用LED、赤外線通信ポート、サブマイク、スピーカー、Felicaアンテナ、バッテリーが配置されています。また、3.5mmイヤホンマイクを装着することで、FMラジオも聴くことが可能です。

 

右側面にmicroUSB端子やワンセグアンテナ、音量上下キー、カメラキーが配置、左側面にヘッドセット接続端子が配置されています。左側面には、ドコモ版と同じくシルバーのラインがデザインアクセントとして入っています。

 

上部に電源キーやmicroHDMI端子(タイプD)、下部にストラップホールやマイクが配置されています。上部がやや斜めにカットされているデザインは、Xperia arcとは少し異なります。

 

バッテリーは、Xperia arcと同じ1500mAh(3.7V)です。カバーを外した右側面に、microSD/microSDHCカードスロットがあり、最大32GBまで利用できます。また、microSDHCカード32GBが同梱されるとのことです。

 

会場には、多数のタッチ&トライ用の実機が置いてあったほか、Xperia acroでも対応しているHDMIによるテレビへの画面の出力がデモされていました。解像度的に荒くなるので、あまり意味はないかもしれませんが、ワンセグの画面もHDMI出力できていました。他にも、DLNAサーバーにも対応しています。

 

また、ドコモ版では、@docomo.ne.jpドメインのメールアドレスを利用できる「spモードメール」など、かなりドコモ独自サービスに対応してきていますが、au版では、発売時には、@ezweb.ne.jpドメインのEZwebメールには対応していないとのことで、発売後に対応予定です。EZwebメールの提供予定時期は、2011年9月下旬となっています。これと同時に、他のLISMOやau one Market、auかんたん決済などのau独自サービスへの対応、さらには、緊急地震速報への対応も予定しているとのことです。

 

ただし、ショートメールサービス「Cメール」には対応しているとのことで、海外メーカーでいち早くauスマートフォンとして発売された「SIRIUSα IS06」の発売時と近い感じとなっています。

 

他にも、グローバスパスポート(GSMは通話のみ)やFacebook連携、TrackID、TimeScapeなどを利用できるようになっています。ドコモ版よりもかなりプリインストールアプリが少ないですが、必要なアプリを追加できるのが、スマートフォンの良い点ですので、購入した人は、是非、良いアプリを探してみて欲しいところです。au初ソニエリスマートフォンということで、発売が楽しみです!

 

発売時に、Eメールに対応していないのは、ちょっと厳しいかもしれませんが、対応して発売するとすると発売時期がかなり遅れていたと考えると、いち早く持ちたい人には嬉しいですね。

 

■主な仕様
サイズ:約127×63×11.8mm
質量:約135g
ディスプレイ:約4.2インチフルワイドVGA(480×854ドット)TFT液晶
電池パック:1500mAh
メモリ:RAM 512MB/ROM 1GB
カメラ:有効810万画素CMOS
無線LAN:Wi-Fi(802.11b/g/n準拠)
Bluetooth:2.1+EDR
3G:CDMA 1X 2000 EV-DO Rev.A WIN HIGH SPEED(下り最大9.2Mpbs、上り最大5.5Mbps)
赤外線:○
おサイフケータイ:○(Felica)
ワンセグ:○
センサー:ライトセンサー、近接センサー、電子コンパス、加速度センサー、A-GPS
外部端子:microUSB、microHDMI、3.5mmイヤホンマイクジャック
ボディカラー:ホワイト、ブラック、ルビー

 

 

記事: memn0ck