【徹底比較】 iPhone4 vs Xperia vol.2 日本語入力編


 

検索の時も、メールの時も、チャットの時もありとあらゆる場面で触れる日本語入力。タッチパネルのケータイなだけに最も重視されると言っても過言ではないこの日本語入力のデキを比較していくぞ!

 

1. QWERTYキーボードでの入力時

 

iPhone 4

 

 

いわゆるQWERTYキーボードでの入力は縦画面でも横画面でも使えるが、横画面の方が間隔があり両手でも入力可能なため、若干打ちやすい。このあたりはマルチタッチのiPhoneならではといえるであろう。記号などのキーボードに現れていない文字を表示するときには、「123」と書かれている部分を直接押し切り替える。このあたりは直感的で使いやすいのだが、どのボタンも基本的には同じ大きさで表示されているので、端の数字の打ち間違いなどはやや起こりやすい。そのため、切り替えボタンを押したまま指を画面から離さず押しっぱなしにしながら滑らせれば、入力できるという方法も用意されている。全般的には一般的な作りのキーボードと言えるであろう。

 

通常のキーボード入力状態

 

 

「123」を押した切替後

 

 

指を滑らせたままの入力も可能

 

 

Xperia

 

 

対してXperiaはPOBoxの作り込みがスゴイ。執筆時現在の最新のバージョン3.0ではキーボードで日本語入力をする時にあったら便利だな、という機能がかなり搭載されている。例えば通常「おはよう」などと打つ場合、「O→H→A→Y→O→U」と打つのだが、子音(この場合は「H」)を押した後、あらかじめこの次押すであろうキーがハイライトされて出てくるのだ。不必要なキーボードがグレーアウトするため非常に押しやすくなる。

 

 

「おはよう」の「h」まで打った状態。次に押すであろう子音など以外がグレーアウトしているので非常にわかりやすい。

 

 

 

このあたりは個々人の好みもあるのでいろいろと選択ができるようになっているが、筆者のお薦め「ダイナミック」設定にしておくと非常に楽に日本語を打つことができるであろう。

 

POBoxの設定から切り替えることが可能。ダイナミックがオススメ。

 

 

同じく設定から、普段使用頻度が低いキーを消すこともできる。このあたりのカスタマイズが可能なのは非常に嬉しい。

 

 

また、キーボード切替の際に出てくる数字の大きさや、記号の記憶も使っていて便利だなと思わされる点である。

 

数字は押し間違いのない大きさで表示されるので非常にありがたい。

 

 

以上のような点から、キーボード方式の入力ではXperiaに一日の長があるといえるのではないだろうか。

 

2. ケータイ打ちでの入力

 

iPhone 4

 

 

ケータイのように入力する場合、iPhoneは「あかさたな」のキーも非常に大きくとられているので、ケータイライクな「あ→い→う…」の入力も非常にやりやすく、さらに指を滑らせることでのフリック入力も使えるので素早く入力できる。そしてキーボード入力の時と同じくマルチタッチに対応しているので両方の手を使ってのフリック入力も可能なため、慣れると非常に高速で入力することもできるだろう。

 

ケータイ入力時の通常状態。一つ一つのキーが大きくとられているので便利。

 

 

もちろんフリック入力も可能。長押しすれば方向と言葉の一致が見れるので慣れていないときにも安心。

 

 

 

iPhoneを使っている人は、ケータイ入力とフリック入力を両方組み合わせて使っている人も多いようで、この素早さならそれも納得できるところだ。

 

Xperia

 

 

こちらも「あかさたな」のキーを非常に大きくとっているのでケータイライクな打ち方もフリック入力もどちらも可能。マルチタッチに対応していないのは若干痛いが、片手で入力する際には大きな問題にはならないであろう。

 

フリック入力時に長押しすればこちらも言葉と方向の一致がわかる。指で隠れない場所に出るのは嬉しいところ。

 

 

 

ここまでだとiPhoneと互角と言えるかも知れないが、XperiaにはAndroidならではの「マッシュルーム機能」が使えるのでさらに高速で様々な文字が入力できる。

日本語入力の際に「記号」(顔のマークがある部分)を長押しすると、画面が切り替わってどのアプリを使うか選択する画面になり、そこから連絡先の引用や定型文の貼り付け、さらにアプリを増やすことで顔文字なども多数入力できる…Androidならではのこの「マッシュルーム機能」を使うことで日本語入力はさらに広がりを見せるのだ。

 

「記号」マークを長押しすると…

 

 

 

このように画面が切り替わってマッシュルーム連携アプリが出てくるので必要なものを押していこう。

 

 

 

日本語入力をもっと便利にするマッシュルームアプリは、こちらのソニーエリクソンの公式ページにも特集が組まれているので是非参考にして欲しい。

http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so-01b/pobox/plugin1_1.html

筆者は「KaoMash」のアプリをよく使っているのだが、よく使う顔文字は単語登録で、頻度が少ない顔文字はこちらから呼び出して使用するというのが非常に便利でオススメだ。

 

 

「KaoMash」には様々な顔文字が登録されているので用途に応じて使い分けしやすい。

 

 

 

3. システムそのものに関して

 

ここまで見て頂くと、若干Xperiaの方が上かな、と言う部分も多いのだが、なによりもiPhoneとXperiaの決定的な違いは日本語入力そのものを入れ替えられるかどうか、という点にある。
上記の機能がイマイチ気に入らない…と言った場合もiPhoneはそのまま使うしかないのだが、Xperiaの場合は日本語入力のシステムそのものをアプリとして入れ替えることも可能なのだ。有名な「Simeji」などを入れると日本語の予測変換そのものも変わってくるので、好みに応じて使い分けることも可能だ。パソコンで有名な「ATOK」も、iPhoneだとメモ帳として使うことしかできない現状だが、Android用には日本語入力のシステムそのものとして登場する予定なので期待して待ってみるのもいいだろう。

 

総合評価

 

このように一長一短ある日本語入力のシステムだが、マッシュルーム連携や日本語入力システムの切替などの点において、Xperiaの方が一枚上手と言えるのではないだろうか。

もちろん好みの部分も大きい日本語入力。是非店頭で手にとってXperiaの日本語入力を試して見て欲しい。「タッチパネルでの入力はどうも…」と思っている人にこそオススメだ!

 

次回はメールの使い勝手を徹底的に見ていくぞ!